囀りはずっと聴こえていたのだが、今朝久々にその姿を捉えた。
キビタキの囀り評論家を自認する妻によれば、この時期のキビタキの囀りはどれも下手くそなのだという。つまり、声に魅力がなくて売れ残った子たちだ、ということらしいが、どうしてそんなことが断言できるのだろう。前世でキビタキでもやっていたのか、あるいは、人間だと思っているのはボクだけで実はキビタキなのだろうか。
カラスケとその相方は嘴の中に与えた食べ物をいっぱいに詰めて飛び去ることがしばしばあるのだが、これが雛を育てているからなのか、美味しいものを独り静かに味わいたいからなのかは未だ判別できずにいる。
最近アオスケの後ろで物欲しそうにしているので今朝はイワシを御裾分けしてみたら美味しそうに食べていた。ただしくは昨日も投げ与えてみたのだが、不慣れなことにこの子がまごついている間にアオスケがそれを食べてしまった。一見仲良さそうだが、こと食べ物については別儀であるらしい。