同じような写真をなんぼ撮んねん、と我ながら思わないでもないが、季節限定だし遠からずチュウスケはまた何処かへ行ってしまうので……妻は「居座られたら困る」とか言ってる……いくら撮っても撮り足りる、ということはないのである。
やたらと飛び跳ねるわりには、空中でイワシをキャッチするでもなく慌てて地面におちたそれを拾ったり、ときに他のアオサギに獲られちゃうことも多くて笑う。
妙に不安げな表情を浮かべている理由はこちら。
アホゲの縄張りに隣接する、剛の池で人間からの餌を集るのにもっとも都合のいい辺りを仕切ってるアオサギ。ボクにはわからないが、妻は老齢の個体で「長老だ」と言っている。これが最近、アホゲと戯れるボクらの背後から虎視眈々と狙っているので、アホゲは緊張気味なのだった。