Geistburg relics

自分用外部記憶箱

色気より食い気

今朝のアオスケカップル、手前がアオスケ

アオサギは縄張り意識の強い鳥で、ある程度高密度になるとその専有を諦めることはあるものの、基本的には自分以外の個体を縄張りから排除するように振る舞う。が、アオスケは例外的に後ろに映っているやや年上の若鳥だけは共にあることを許すようになっていて、これをアオスケの彼氏、とボクらは見ている。

上掲写真でもそうだが、柵を越えてボクらのすぐ傍までくるアオスケとは違い、彼氏は柵の向こう側に留まってそれ以上接近してくる様子はない。

手前のイワシ咥えてるのがアオスケ

面白いのは、雛への給餌を除いてアオサギには食べ物をシェアする文化がないようで、縄張り内に在ることを許した相手であっても、いざ目前に食べ物があると奪い合いになることだ。

妻はこれをよくわかっているので、まずアオスケに一尾イワシを投げ、アオスケがそれに夢中になっている間に続けて彼氏に向けて一尾投げるのだが、今日はアオスケが自分のそれを咥えたまま彼氏の方に飛んだイワシまでもを追いかける様子を見せた。どんだけ食い意地はっとんねん!と。

最も妻によれば、このタイミングで妻は不用意にアオスケの前にイワシをくるんでいたキッチンペーパーを落としてしまったそうで、それに驚いて飛んだのを受けて、彼氏もアオスケの急な挙動に驚いたのではないか、と言っている。

彼氏もイワシに舌舐めずり

真相は定かでないが、イワシを咥えたままに彼氏につっかかるアオスケが面白かったのでこうして遺しておくことにした。

蜘蛛を捕まえたエナガちゃん

コゲラちゃん

ハクセキレイのチビ