チュウスケに続きアオスケまでもが妻に、と言うか、イワシに忠誠を尽くすことをナチ式敬礼を以て誓った模様。まぁ、そういうコンプライアンス的に問題のある冗談はさておき。
桜堀で落ち合ったときは名前の由来にもなったこのスタイルだったのだが。
まぁ、アオサギの表情の変化なんぞに気がいくのはボクらだけかもしれないが。
妻によると数日姿を見なかったらしいが、この子は他の連中とは違ってどこぞで普通に狩りをしていて、たまに剛の池に立ち寄っては妻を見つけると一目散に飛んでくるっぽい。
去年の今頃から仲良くなって春先には雛も連れて来て見せてくれたカラスケが今年も姿を現している、と言うか、桜堀が彼の縄張りでありボクらがそこに入り浸っている、というのが正しいが、コスケやチュウスケと違ってカラスケはボクらのことをはっきり憶えているわけではないようで、まだ信用されていないのかちょっと警戒されているようだ、というのは、やたらと鳥さんの機微に敏感な妻の言。
土産に持参したクルミを一欠片おいてやると、しばらくじーっと見ているだけだったが、少しボクが引いてやると安心したのか咥えて飛んでいった。