前年は1月に入ってから剛の池で一組の番いに出会ったものだが、今季は一月早く薬研堀にて邂逅。しきりに潜っては何かを探していた。
こちらは時期的にも場所的にも去年とほぼ同じ、桜堀にて遭遇。
それはさておき今日の驚き一番はこちら。
城址外堀に八羽ほど集まっていて、しかも、いつも転寝しているばかりなのに動き回っていた。こいつ、動くぞ!
タイミングさえよければこういう様子を見ることも叶うのだ、ということがわかったのでまた狙ってみよう。しかし、動いていてものんびりした子たちだ。
ハジロ類と違ってこちらは浮力の関係で潜るのが苦手なので、必然的にお尻丸出しで採餌する羽目になる。水面の好みのものを食べ尽くしたのか、今日はやたらとこのポーズが目立った。
妻の曰く、オスの方が一方的に言い寄って息が合っていなかったういえ、ことを終えたあとにメスがオスに猛然と抗議したので強姦に違いないとか何とか。鳥の世界にもそういうのあるのか。
結局魚捕れなかったんだけども。ほんと、桜堀のこの子は人間なれしてて物怖じしない。ちょっと爪の垢を伊川の連中に分けてやってもらえないだろうか。
この子含め数羽が妻が持ち歩いている鯉の餌に執着しているようで、明らかに妻を視線に捉えて追いかける様子を見せている。サギ類ならともかく、オオバンにそんな脳容量があるとは思いもしなかった。
この直後、斜め後ろに落ちていたのに気づいてゲットし、それに気づいたアホゲに追いかけ回されていた。