池の畔に至るや、何処から見ていたものか一直線に妻に向かって飛んで来た。他の通りすがりの人がいると池側に逃げ、人通りが絶えたのを見計らって柵を越えてくるので確実に妻をイワシの人と識別しているのは間違いない。先の別れから半年以上経ているのに記憶していたということになるが、鳥ってそんなに頭よかったのだろうか?
奥からアホゲ、コスケ、チュウスケ。
とりあえずこいつらと遊んでいればこの冬は楽しく過ごせそうだ。
これ、池のボート乗り場で売ってる水鳥の餌のケースになってるモナカである。ふれあい系の動物園などにもよく見られる、そのまま捨てても鳥なり獣なりが食べてしまえるようになってるアレ。流石に一息に食べられないものか、大事そうに運んでいた。独り占めできただろうか?
というのも、しばしばオオバンはこういう感じで主に餌を巡って仲間通しで追いかけっ子を演じるので、上の子も無事モナカを自分で食せたかはいささか心許ない。
ちょっと苦しい写真だが、桜堀奥でミヤマホオジロに初邂逅した。再会を期そう。