そもそもアホゲは成長も遅く頼りないアオサギではあるのだが。
それでも去年のアオスケが今頃そうだったように、嘴がほんのりピンクに染まって大人になりつつあることを感じさせもするのだが。
やたら滅法気の強い幼鳥がアホゲ縄張りに居座り、アホゲが明らかに気負けしてしまっている。この分だと追い出されるのは時間の問題だ、アホゲ、ピーンチ!
この時期の剛の池上空でよく見られる一幕。枝を運んでいるのはオスで、番いのメスに届けて巣を編ませるのだそうだ。アオスケもどこかでやってんのかな?
ふるさと納税で入手したいい感じの芝エビをお裾分けしてやったのだが。
皆美味しそうに食べたのだが、アオサギたちが丸呑みするのに対し、チュウスケだけがエビはよく噛んで……歯がないから噛んで、というのはおかしくて、正しくは潰して、というべきなのかもだが……食べるということに気づいた。
ダイサギに普遍的なことなのか、チュウスケという個体が特別神経質なのか、は今のところ不明である。
これまでオスのみを見るばかりだったトモエガモが、薬研堀に番いでいるのを発見。
ボクらの視線を気にしていたので「嫁さんはオレが守る!」だったのかもしれない。そのわりには嫁の後ろにいるのが気になるが。
やや夏毛の方の写真のチョイスに悪意があるような気がしないでもないが、ユリカモメは冬/夏で随分と顔が変わる。以前にも夏毛になりきれていない個体を捉えたことはあったが、まだ寒いのに気の早い衣替えが始まりつつある子に出会った。
知らなかったら、どこか悪いんじゃないか、と思ってしまう顔色だが、こうやってじわじわと黒く染まっていくらしい。
って……アレだよな、多分きっと。